
苔テラリウムの人気の苔であるタマゴケ。
様々な苔テラリウムの楽しみ方はありますが、今日は石にタマゴケを活着させるやり方をご紹介します。
通常は土に植え付けるのが苔テラリウムの楽しみ方だと思いますが、石に直接タマゴケを生やすこともできるんですよ。
自然の中の苔を見ていると石にモフモフと生えている苔もありますが、そんな苔を見ると見応えを感じさせてくれますよね。
それをタマゴケで自分で作ってみよう!というのが今回の内容です。
タマゴケの活着は9月〜10月にかけてがオススメ
タマゴケは冬に元気に育つ寒い時期が得意な苔です。芽を伸ばす時期は夏が終わってから涼しくなる頃から冬の間。
タマゴケの特徴である目玉のような蒴も2月〜3月と1番寒い時期にニョキニョキと出し始めます。

タマゴケの芽を出させたり増やしたりする時期は、秋〜冬にかけてが1番オススメの時期です。
今回の石の活着も秋〜冬に行うと順調に活着してくれて、しっかり新芽を伸ばしてくれます。
苔の成長を芽が出る所からじっくり観察できて、成長する姿を日々見せてくれるので、タマゴケのことがもっと好きになる、そんな苔テラリウムになること間違い無しです。
1か月前後で活着し元気に芽を出してくれます
今回ご紹介するタマゴケの活着ですが、チャレンジしてみると結構簡単です。
石にタマゴケを植え付けてから、1ヶ月前後でしっかり石に活着してくれて新芽を伸ばしはじめますので、その成長する姿を見るのも楽しいです。

タマゴケが好きな方はぜひチャレンジしてみてください。
動画で解説をしています
タマゴケを石に活着させる3つの方法
今回は以下の3つのやり方を解説していきます。
石に茎をそのまま寝かせる方法
わりと早く大きな芽を出してくれます。
石にタマゴケを刻んで蒔きゴケする方法
芽の成長は時間がかかりますがきめ細かい芽を出してくれてます。
溶岩石に蒔きゴケする方法
溶岩石とタマゴケの相性バッチリ!
準備するもの
- 石
- 溶岩石
- モビロンバンド
- ハサミ
- 保存用の容器
では、早速やり方を解説していきます。
基本的には、動画を見て頂ければこの3つのやり方はわかりますが、簡単にやり方も解説しますね。
石に茎をそのまま寝かせる方法
この方法は、タマゴケの株をそのまま使っていきます。
株をほぐして、1株ごと石の上に並べるやり方です。
この方法では、芽が出始めてからの成長が1番早く、大きな芽をどんどん出してくれます。ダイナミックな活着をしてみたい方はこちらの方法がオススメですよ。

活着させたい石をまずは水差しなどで濡らします。
事前に石を濡らしておくとタマゴケを置きやすくて安定します。

ピンセットを使って、タマゴケの株を1本ずつほぐしていきます。

ほぐしたタマゴケを石の上に置いていきます。
活着した後の成長した姿を想像しながら、イメージを膨らまして置いていきましょう。

密着させる箇所が石に活着してくれます。
茎が浮いたりすると活着してくれませんのでなるべくまんべんなく密着するよう、モビロンバンドを追加しながら石にタマゴケ全体を密着させましょう。

これで完成です!
このまま1ヶ月ほど水をあげつつ保管しておくと新しい芽が伸びはじめて石に活着してくれます。
石にタマゴケを刻んで蒔きゴケする方法
続いては、タマゴケを刻んで石の上に蒔きゴケをする方法です。
やり方は1の方法とほとんど同じですが、タマゴケの刻み方が少し変わります。
この方法だと、タマゴケの活着がキメ細かい小さな株がたくさん出てくるので、整った印象の活着した姿を見せてくれます。その分少し株の成長に時間がかかります。

タマゴケの株の緑の部分を刻んでいきます。
その際、株の先端部分を切ってあげると、たくさん芽が出てくれますので先端を必ず切るようにしましょう。
あとはランダムに細かく刻んでいってください。
今回はわりと大きめにザックリ刻んでいますが、きめ細かい活着をしたい場合はどんどん細かく刻んでいくと良いです。
その際は苔は乾燥している方が刻みやすいです。

石の上に刻んだタマゴケを置いていきます。
細かく刻んだ苔を置くにはピンセットを使うと置きやすいです。
石を倒したりしないように注意してくださいね。

モビロンバンドで石にタマゴケを固定させます。
細かく刻んでいるので、石との密着部分が取りにくいですがまんべんなく密着させられるように、モビロンバンドを巻いていきましょう。

これで、蒔きゴケしたタマゴケの活着も完成です!
溶岩石に蒔きゴケする方法
溶岩石に蒔きゴケする場合も、基本的なやり方は変わりません。
溶岩石は表面がゴツゴツしていて、小さな穴が無数にあるのでタマゴケが安定しやすいためモビロンバンド無しでも活着してくれます。
水をあげる際に勢いよく水をかけなければ、うまく活着してくれるのでモビロンバンドは無しでいきます。

モビロンバンド無しでも上手に活着してくれますよ。
では、簡単にやり方を解説します。

まずは溶岩石をしっかり濡らしましょう。
事前に水に漬けておくもの良いです。石の内部まで水が浸透します。

タマゴケを溶岩石の上にカットしながら蒔きゴケをしていきます。
ピンセットを使ってやると楽でいいですね。

蒔きゴケが出来たら水をあげてみましょう。
モビロンバンドで結束しなくてもしっかり苔がくっついてくれます。

これで完成です。
保水できる容器などに入れて1ヶ月ほどすれば新しい芽を出し活着してくれます。
仕込みが終わったら保水できる容器に入れて1ヶ月ほど育成しましょう

活着の仕込みが完了したら、それぞれ保水ができる容器で1ヶ月ほど育成させます。
容器はなんでもOK。
土を使用しても良いですし、キッチンペーパーを底に敷いて培土変わりにしても大丈夫です。
なるべく水を切らさないようにして、フタはしてもしなくても良いです。
ただし、芽がではじめたら新鮮な空気に触れるようにフタは外しておく方が良いです。
完全に密閉した環境では、新芽が綺麗に葉を広げられずに上に上に無駄に長く伸びてしまうので、見た目が悪くなります。
新芽が出始めたら新鮮な空気を与えるようにしてください。
実際に活着したタマゴケの作例



今回は、ダイソーのガラスキャニスターステンレス蓋400mlを逆さにし、タマゴケの活着石を苔テラリウムにしてみました。
石に着生するタマゴケはそれだけで存在感があって、デスクに癒やしの景色を与えてくれます。
溶岩石のタマゴケ活着石はこれから苔テラリウムにしてみたいと思いますので、またブログでもご紹介できればと思います。

【番外編】タマゴケのちぎれた葉っぱは蒔きゴケにして増やしてみよう!
今回ご紹介したタマゴケの活着ですが、作業した時にタマゴケの葉っぱや茎などがトレーに残ると思います。
このタマゴケも、蒔きゴケをすればのちのち立派なタマゴケに成長してくれますので、せっかくですから蒔きゴケしてみましょう。


これも、1ヶ月後には小さな芽を出してくれると思います。
何年もかけて大きなタマゴケに成長させてあげましょう。
残ったタマゴケはジップロックで保管!

使い残ったタマゴケは、ジップロックで保管しましょう。
この状態であればかなり長い時間持ちます。
夏場は暑さにやられないよう冷蔵庫に保管しておくのも良いですね。
また次に苔テラリウムを作るまで保管しても良いですし、なんなら残りを全て刻んで蒔きゴケしてあげるのも良いですね。
以上になります。ぜひみなさんもタマゴケの石の活着をチャレンジしてみてください!
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ありがとうございます。
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毎月開催していますので、気になる講座があれば一緒にテラリウムを作って楽しみましょう!




