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コウヤノマンネングサの苔テラリウムを専用の制作キットで作る

はじめに

コウヤノマンネングサの栽培を行っています、西予苔園のこけみざわと申します。

本日は、当農園で販売している、コウヤノマンネングサ専門の苔テラリウム制作キット「コウヤノマンネングサの岩」を使ってコウヤノマンネングサの苔テラリウムを作ってみましたので、そのご紹介ブログになります。

自分のところの商品の宣伝を兼ねてで恐縮なのですが、この苔テラリウムはコウヤノマンネングサの美しさを最大限引き出し、見ていても全く飽きが来ない苔テラリウムで私自身とても気に入っています。

48秒で見れるコンセプト動画をどうぞ

コウヤノマンネングサは、育てるのが難しいというお声を良く聞きます。コウヤノマンネングサを上手に育てるための情報も少なく、コウヤノマンネングサをどのように育てるのが良いのかわからないという方が非常に多いのも事実。

私自身、コウヤノマンネングサの魅力に魅了され栽培するまでに至ったのですが、栽培のノウハウなども一切情報が無い所から栽培をスタートしています。今では栽培が安定して形になったのですが、栽培を取り組んだ当初は大変苦労しました。

希少種の苔「コウヤノマンネングサ」の人工栽培に成功し販売開始しました

コウヤノマンネングサの苔テラリウムの育成に関しても同様に、最初はずいぶんと失敗をしました。栽培を通じてコウヤノマンネングサの生態を学び、育成環境を研究した結果、苔テラリウムでも安定して育成できる形が見えて来ました。

今回ご紹介する制作キットの苔テラリウムは、コウヤノマンネングサを上手に育てるためのノウハウも凝縮した制作キットになっています。作品の作り方と合わせて、コウヤノマンネングサの生態も少しご紹介しながら、苔テラリウム作りをご紹介したいと思います。

コウヤノマンネングサとは

まずは、簡単にコウヤノマンネングサをご紹介します。

日本国内では最大の大きさの苔で、見た目は苔に見えません。和名で書くと「高野之万年草」となり、草と名前が付いているくらいなので苔だというとびっくりされる方も多いでしょう。

大きさは最大で10cmほど。日本では北海道から九州に自生分布しています。山地の湿った土の上や渓流の側、高山帯の登山道などの脇にひっそり自生していたりもします。

その昔、高野山で御札の中にコウヤノマンネングサを乾燥して封入し魔除に使われていたことから「高野の万年草」と言われるようになったのが由来だそう。

この姿からご利益がある霊草として重宝されていたというのも納得の堂々たる姿です。

自生環境をレポートしたブログもあります

コウヤノマンネングサの自生環境のレポート

動画もあります

コウヤノマンネングサの上手な育て方の最新記事はこちらから

苔作家兼苔栽培農家が教えるコウヤノマンネングサの苔テラリウムでの育て方、増やし方

コウヤノマンネングサの着生岩の苔テラリウムを作ります

では、早速ですがコウヤノマンネングサの育成に最適なキットで、コウヤノマンネングサの着生岩の苔テラリウムを作っていきます。

作り方は簡単、開封から15分もあれば完成しちゃう手軽さ。本格的なコウヤノマンネングサの苔テラリウムがあっという間に完成します。

作り方解説動画はこちらから

開封から15分の簡単苔テラリウム作成キット

まずは開封。中身を確認します。

同梱物
  • ガラス容器
  • 容器のガラスフタ
  • コウヤノマンネングサ5本
  • 溶岩石
  • 溶岩砂
  • モビロンバンド

が材料です。そのほか付属の取扱説明書。中には「栽培農家が教えるマル秘メモ」が同封しています。このメモがかなりポイント。コウヤノマンネングサを上手に育てるためのメモが書いてあります。

それでは早速作って行きましょう。

作業前に大切なこと、手洗い

作業前に必ずやって欲しいこと。それは手洗いです。石鹸でしっかり手を洗ってください。手には皮脂や雑菌などがありますので、手を洗わず苔や材料を触ると、それがカビ発生の原因になったりします。

細かいところですが、こういう細かいところが苔テラリウムには大切なことだったりしますので、しっかり手洗いしてから作業してください。

溶岩石にモビロンバンドをくくりつける

まずは溶岩石にモビロンバンドをくくりつけます。まずは1本くくりつけてみます。溶岩石の形に合わせてモビロンバンドは必要な数使ってください。1本で足りればあとは必要ありません。念の為に5本入れてます。

石を配置した時にモビロンバンドが隠れた方が見栄えが良いので、なるべく石の下の方にくくりつけるようにしてください。

コウヤノマンネングサを溶岩石に取り付けます

容器からコウヤノマンネングサを取り出します。

コウヤノマンネングサは発送前に洗浄しカビ対策のための殺菌処理済みですのでそのまま使って頂いてOKです。

ピンセットなどを使ってモビロンバンドをひっぱりながらコウヤノマンネングサを巻きつけていきます。

ピンセットは100円ショップなどで売られているものでもOKです。なければお箸などで代用してもらっても構いませんよ。

全部のコウヤノマンネングサをくくりつけて行きましょう。

溶岩石を水に浸し葉にも水をたっぷりあげる

くくりつけが完了したら、溶岩石が入る大きさの容器に水をためて、溶岩石をそのままドブンと水に浸します。

溶岩石内部に水を浸透させるために5分ほど水に浸けて置きましょう。その間、コウヤノマンネングサの枝葉にも水をたっぷりあげます。

今後、苔テラリウムを育成していく上で霧吹きは必要なので、100円ショップで適当な霧吹きを買って置きましょう。

容器に溶岩砂を入れます

続いて、容器の中に付属の溶岩砂を入れます。溶岩砂は洗浄殺菌処理済みなのでそのまま使用できますよ。

砂は必要な量が計算されて入っていますので、袋の中の量を全部入れてください。

砂を全ていれたら石を配置するために中央部分の砂を周りに広げるように寄せて中央部分にくぼみを作りましょう。

溶岩石を配置します

溶岩石を置くくぼみを作ったら、溶岩石を置きます。底の方が少し埋まるくらいが良いので、ねじ込むようなイメージで底を埋めて置いてください。

周りの砂を溶岩石に寄せます

溶岩石を配置したその石の底に、まわりの溶岩砂を寄せてください。石が砂で固定されてモビロンバンドが見えなければOKです。

容器に水をたっぷり入れます

石の配置が完了したら、容器内に水を注ぎます。水差しがあれば便利ですが、コップやペットボトルなどでもOKです。

容器の底に少し水が溜まる程度水を注ぎ入れます。

底面に溜まる水が容器内で蒸発しながら、最適な空中湿度を保ってくれます。溶岩石はその効果を出すために最適な資材です。

容器内の水滴を拭き上げフタをして完成

最後に容器内にある水滴を拭き上げ綺麗にしたら、付属のフタをして完成です。

専用のガラスフタには、空気の循環が発生するよう少しだけ隙間をつくるスペーサーが装着されています。

この丸みを帯びた形状と若干の隙間が最適な空気の循環を生み、コウヤノマンネングサが生き生きと育成してくれます。

これで、コウヤノマンネングサの着生岩の苔テラリウムが完成です。

2日に1回程度霧吹きで水やり

普段のメンテナンスは2日に1回〜3日に1回程度、霧吹きで枝葉がしっかり湿るほど水をあげるようにしてください。

水分が足りなくなると葉が閉じてきますが、葉が閉じる前に水を含ませてあげられると元気に育ってくれます。

置き場所と明るさ

置き場所は、直射日光が入らない場所で、明るい日陰の場所に設置してください。

最適な明るさは照度計をお持ちの方であれば照度計で計測して2500Lux程度が最適です。照度計が無い場合は暗くなりすぎない場所で様子を見て育成してください。

光が足らないと枝葉が弱々しくなり、場合によっては茎がどんどん伸びて「徒長」といって極端に上に伸びようとし始めます。そうなったらもう少し明るめの場所に移動してあげましょう。

逆に明るすぎる場所だと、枝葉が日焼けのような状態になり、茶色に変色しやすくなります。毛先が少し茶色になってきそうな様子が出たら少し暗めの場所に移動してあげると良いです。

植物用のライトやLEDライトなどをご使用の場合も、明るすぎにならないよう注意してくださいね。

そのほかとびっきりの育成方法もあります

他にも、コウヤノマンネングサがおどろくほど元気に育ってくれる方法があるのですが、それは栽培農家だけが知るマル秘情報なので、、、キットをご購入いただいた方限定の情報ですね。

コウヤノマンネングサを上手に育てる環境が詰まっています

この苔テラリウム制作キットは、私がコウヤノマンネングサに魅了されてから様々な苔テラリウムを作ってきた中で、たくさん失敗した経験をもとに「コウヤノマンネングサが最も上手に育てられる」かつ「コウヤノマンネングサの魅力が最大限引き出せる」苔テラリウムだと実感して製品化した制作キットです。

今までコウヤノマンネングサの苔テラリウムというと、作品のアクセントに1本2本植えられる程度の使われ方であったコウヤノマンネングサですが、自生しているコウヤノマンネングサの姿を見て感動した姿を再現したいと思い、コウヤノマンネングサを主役にし溶岩石に活着させる作品を作ったことがきっかけでした。

この作品だと、コウヤノマンネングサが新芽を伸ばす姿や、一次茎を這わせそこから新芽を出し徐々にコロニーを作っていくダイナミックなコウヤノマンネングサの生態をそのまま観察できます。

その姿を見たときに、私が初めてコウヤノマンネングサを生で見たときのような感動が蘇りました。

コウヤノマンネングサも、一般的な苔と同じように株を寄せ合いながらコロニーを形成して自生する特性を持っています。

1本だけ使われるようなケースだとコロニーが形成されずそのまま茶色に変色させてしまって上手に育てられないという方が多かったのではないかと思いますが、本来1本だけで育っていくような苔ではありませんので痛みやすく育てにくいのは当たり前です。

そのような経験をされた方はコウヤノマンネングサに対して育てにくいというハードルの高さが残ってしまうだけだと思いますが、この制作キットの場合はコウヤノマンネングサの本来の姿、本来の生態が活かせられる設計になっています。

この制作キットを通じてコウヤノマンネングサを育てていただくことで、どういったタイミングで新芽が出て、どのようなタイミングで枝葉を伸ばすのかを長時間に渡って観察することができます。

その間、コウヤノマンネングサの持つ美しい姿に癒やされながら、気づけばコウヤノマンネングサの育て方が理解できているという、そういったコンセプトの苔テラリウム制作キットとなっています。

見た目の美しさとともに、コウヤノマンネングサの育て方が学べるという点に、この制作キットの最大の価値が詰まっている、そんな苔テラリウム作品になっています。

コウヤノマンネングサの育て方を学びつつ、コウヤノマンネングサの姿を生活のそばに置いて楽しめる苔テラリウム制作キット、もしご興味がありましたらオンラインストアでご購入頂ければ幸いです。

栽培農家が教えるマル秘メモも付いています笑

オンラインストアはこちらから

 

コウヤノマンネングサの上手な育て方の最新記事はこちらから

コウヤノマンネングサの育て方はこちらの記事を参考にしていただければと思います。

苔作家兼苔栽培農家が教えるコウヤノマンネングサの苔テラリウムでの育て方、増やし方

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