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これで解決!コケテラリウムの水のあげ方を徹底解説!

コケテラリウムに興味がある、自分の家で育ててみたいという方から一番多く頂く質問は

水やりはどうしたらいいの?

という質問です。

コケテラリウムは育てるのが難しいんじゃないか?と思われる方が多いようですが、実は案外簡単に長く育てることができます。

時々トラブルが発生することもありますが、コケは本来生命力の強い植物です。

生命力の強いコケを容器の中に閉じ込めたコケテラリウムは、容器の中の環境をコケが上手に育つように整えて作っているものなので、基本的には簡単に育てることができるようになっています。

  1. 直射日光を避ける
  2. 明るい日陰に設置する
  3. 夏場の暑さによるムレに注意する
  4. 適切に水をあげる

この4つさえわかっていれば、何年も上手に育てることができ、ゆっくりとしたコケの成長をいつまでも眺めながら楽しめます。

その上で、コケテラリウムの日々のメンテナンスでメインの作業となるのが「水やり」です。

最初に結論を言っておきますが、コケテラリウムの水やりは超簡単です。

コケテラリウム水やりの基本
  • 週に1回〜2週間に1回、コケ全体を湿らせる
  • 月に1回、土や砂をしっかり湿らせる

この2つだけでOKです。

コケテラリウムの容器やコケの種類によって、若干水やりのやり方が異なりますので、今回は西予苔園Kokemizawaが販売しているコケ寺リウムを例に、コケテラリウムの水やりの方法を詳しく解説していきます。

動画でも徹底解説していますので、動画で確認したい方はこちらの動画をどうぞ。

コケテラリウムを育てる際にあると便利な道具

水やりの実際のご説明の前に、水やりの際に使う道具、便利な道具をご紹介しておきます。

あると便利な水やり道具
  • 水差し
  • 霧吹き
  • ペーパータオル
  • ピンセット

この4つです。

どれもDAISOさんなどの100円ショップで手に入りますので揃えておきましょう。

もうひとつあるとさらに便利なのが「スポイト」です。

無くても良いですが、水のやりすぎの際にスポイトで水を吸い出す作業をけっこうやるので、ワンランク上のメンテナンスを目指すなら一つ持っておけば便利な場面は多いです。

メインの水やりは水差しを使います

もう一つだけ。

コケテラリウムの水やりには、水差しをメインで使います。

水やりには霧吹きをメインに使うんじゃないの?と思われる方が多いかと思いますが、水差しをメインに使います。

霧吹きで水やりを行うと、容器の内側面のガラスに霧状になった水滴が全面に付着しますよね。その水滴を毎回拭き取る手間が増えます。

その点、水差しで水をあげると、ガラスの内側に付着する水滴が圧倒的に少なくなり、拭き取る手間がグンと減ります。

水やりの際には水差しを使う。この点を押さえておきましょう。

それでは、具体的な水やりの方法を解説していきますね。

コケテラリウムの水やりの基本的な考え方

コケテラリウムでの水やりは、2つの目的のために水やりを行います。

水やりの2つの目的
  1. 葉にかける
  2. 土をしっかり湿らせる
コケテラリウムの水やりは、どのような容器、どのようなコケのタイプでも、共通する水やりの考え方はこの2つです。
葉にかける→コケ本体に水をあげること
土をしっかり湿らせる→容器内の湿度を保つために用土をしっかり湿らせる

この2つの目的です。

このポイントさえ抑えておけば、あまり難しいことは考える必要はありません。

それでは、容器別、コケ別の水やりのやり方をご紹介していきます。

容器別、コケ別の水のあげ方

小さい試験管タイプのコケテラリウム(タマゴケ)

水やりの目安

水やりの頻度:2週間に1回
水差しで土をしっかり湿らせる

この容器はコケテラリウムでは小型のアイテムでよく使われる容器です。

タイプのコケテラリウムの場合は、用土をしっかり湿らせるようにしておけば良いでしょう。

フタのありなしで容器の中の乾くスピードが違ってきますが、常時フタをしている場合は2週間に1回程度の水やりで良いかと思います。

容器面積も狭いので、土を湿らせるように水をあげていけばコケ自体にも水を与えられます。

水をあげたら、拭ける範囲で容器内の水滴を綺麗に拭き上げておきましょう。

小さいボールタイプのコケテラリウム(ヒノキゴケ、タマゴケ)

水やりの目安

水やりの頻度:週1回、もしくは2週間に1回
水差しで土をしっかり湿らせる
コケにも水をたっぷりあげる
石がある場合は石にもしっかり水を吸わせる

この容器もコケテラリウムではよく使われる小さいタイプのボール容器です。

フタをつけていれば、こちらも水持ちは良いです。2週間に1回で良いですが、置く環境によってコケの乾燥が起こるようであれば週1回で水をあげるようにしてください。

これは使っているコケの種類にもよりますが、西予苔園Kokemizawaのコケテラリウムの場合は、ヒノキゴケ、タマゴケと乾燥に弱いタイプのコケを使用しているため、コケの乾燥具合を見ながら水やりの頻度を調整してください。

ヒノキゴケとタマゴケは、乾燥すると葉先が丸く曲がってきたり、シワシワにちじれてくるので、そうなる前に水をあげるようにしましょう。

用土に水を与える場合は水差しで、コケ全体に水をあげる場合は霧吹きでしっかりあげてください。

活着石を使っている場合は、石自体にもしっかり水を吸わせてあげるようにたっぷり水をあげましょう。

小さい容器の場合は水のあげすぎで容器内に水が溜まりやすくなりますので、水が溜まりすぎる場合はスポイトを使って水を吸い出しましょう。

スポイトが無い場合は、ペーパータオルで吸水してあげてください。

円柱タイプのコケテラリウム(ホソバオキナゴケ)

水やりの目安

水やりの頻度:週に1回
水差しを使って用土をしっかり湿らせる

少しサイズが大きくなりますが、手頃なサイズのコケテラリウムの容器です。この大きさのコケテラリウムはコケテラリウムでは標準的なサイズの容器になります。

このコケテラリウムに使用しているコケはホソバオキナゴケです。乾燥に強いコケの種類になります。

ホソバオキナゴケの場合は、コケに水を与えて直接水を吸わせるというより、容器内の湿度を保ってあげる方がコケにとっては良い状態です。

ホソバオキナゴケは適度な湿度が保たれている環境が最適なので、土をメインに湿らせてあげる水やりを行います。

2週間に1回、容器内の用土全体がしっかり湿っている状態になるまで水差しで水をあげましょう。

表面だけ湿らせて、底の方まで水が行き渡っていないということがよくありますので、容器の側面や底の用土の湿り具合を確認して、用土全体がしっとりと湿らせてあげてください。

大きめのボールタイプのコケテラリウム(タマゴケ)

水やりの目安

水やりの頻度:週に1回
月1回、用土をしっかり湿らせる
コケの乾き具合に応じてコケにもたっぷり水をあげる

このタイプの容器もコケテラリウムではよく使われます。少し大きめの容器の部類になります。

この容器も基本的な考え方は同じ。まずは用土や砂を週に1回、しっかり湿らせてあげてください。

コケの乾燥があまりなさそうなら、2週間に1回の水やりでも良いかと思います。

今回のコケテラリウムではタマゴケを使用していますが、タマゴケは乾燥に弱いコケ。タマゴケの乾燥具合に応じて水やりの頻度は調整してください。

この容器は容量も少し大きくなるので、含む水の量もそれなりに豊富になります。小さい容器と比べると容器内の保湿力も高いので、用土に水をしっかり含ませてあげれば、容器内の環境も安定してくれます。

ボール型コウヤノマンネングサのコケテラリウム

水やりの目安

水やりの頻度:週に1回
葉に水をたっぷりあげる
月1回、用土にも水をしっかり含ませる

同じくボール型の容器ですが、コウヤノマンネングサのコケテラリウムの場合、コウヤノマンネングサが乾燥に非常に弱いコケになりますので、コウヤノマンネングサ自体には週1回はしっかり水を与えるようにしましょう。

コウヤノマンネングサが乾燥し始めると、葉全体が閉じて、枝が針のように細くなってきます。これは、乾燥から身を守るために葉を閉じて、これ以上の乾燥を防ごうとしている状態です。

葉の状態をよく観察して、閉じてきたなと思ったらその都度水をあげるようにしましょう。

用土には、月に1回程度しっかり水をあげて容器内の湿度を高く保つようにしてください。

設置場所によっては容器内の乾燥が早く進む場合もありますので、用土の水分が少なくなったなと思ったら都度水差しで水をあげるようにしましょう。

着生岩のコケテラリウム(ホソバオキナゴケケ)

水やりの目安

水やりの頻度:週1回水差しで石に直接水を吸わせる
月1回、用土にも水をしっかり含ませる

溶岩石に着生させたホソバオキナゴケのコケテラリウムの場合は、石をしっかり湿らせてあげるようにしましょう。

石に水をあげるようなイメージで、水差しでたっぷりと石に水を吸わせます。石が常に湿っている状態を保つようにしましょう。

石に水をあげているだけで、用土にも水がしっかりあげられるとは思いますが、月1回を目安に用土自体の乾燥具合も確認し、しっかり水を与えるようにしてください。

最後に

どのような容器でも、水やりの考え方は変わりません。

水やりの2つの目的
  1. コケ自体に水を与える
  2. 用土をしっかり湿らせ容器内の湿度を保つ

この基本的な考えを持って、普段からコケテラリウムの状態を見ていれば、最適な水やりの頻度や水のあげかたがわかってくると思います。

コツさえわかれば、意外にも簡単に育てることができるというのがわかってくると思います。

そして、水をあげた後はコケテラリウムの美観を保つために、ガラスに付着した水滴をその都度拭き上げて容器をピカピカにしておきましょう。

これを怠ると、水に含まれたカルキ成分や水汚れでガラスがうっすらと白く曇ってきます。そうならないために普段のメンテナンスでしっかり綺麗な状態を保っておけると良いですよね。

もし、容器内が白く曇って汚れてきたら、こちらの動画も参考にしてみてください。

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